音楽ひとこと日記 2017

12月27日(水)

インドネシアのFatinの新曲"Shoot Me Now"が最高。聴き初めて1分ぐらいは違和感というか、「Fatinに求めてるのはこうゆう垢抜けた感じじゃなくて、もっと素朴な感じのが好きなんだけど」とかおもってたけど、2番のサビを聴いてる時にはすっかり中毒症状になってた。しかも3分15秒という短さで、イントロが始まってから歌い出しまで8秒。サビの歌詞とメロディのわかりやすさとバックヴォウカルの重ねかたはポップスのお手本みたい。まぁ、Adele感て言うと元も子もないけど。でも個人的には2017年の名曲だとおもう。

 

12月1日(金)

Bobur Jo'rayev "Xorazmcha"がリズムの緩急のつけかたから、ウズベキスタンらしからぬ明るいコウド感があいまって不思議な音楽になってて、聴き進めるうちに謎の中毒にかかる。果たしてMVで踊ってる女性はホントにこの曲を聴きながら踊ってるんだろうかとおもってしまうくらい、衣装のトラッド感と曲調が合ってないだけに、MVの段階でむりやりコラージュしたんだとするとすごいなぁとおもってしまう。

Tata Simonyan "Chem Karogh asel, Chem Karoghacel"のアルメニアらしいグルーヴと音階が心地いい。

 

11月14日(火)

『オトッペ』の"恋するなべぶぎょう"を何度もリピートしてしまう。どな~べなべ べべべのべ~ おなかが ぐーってなって フーフーフー!

エドアルド "竜の海"の歌詞にグッとくる。「鰤が目覚めて 押し寄せる」ってゆう能登半島のブリ漁を歌った歌で、演歌の少ない言葉数のパンチラインがすごい。

出光仁美の"忘れ雨"が、よくある失恋ものの演歌ながら「私不幸に慣れてます」ってゆうくだりでノックアウトされる。そのままなんとなく"和歌山ブルース"を聴いたら冒頭からいきなり「逢いたい見たい すがりたい」という歌い出しにくらくらする。

 

11月13日(月)

筋肉少女帯の"エニグマ"がいい。人間椅子もそうだけど、音楽の中に昭和アングラのにおいを感じさせられるのは意図的なものなのかなんなのか。なぜそれがメタルという音楽の中のマイナー・コウドからこんにちはしてしまうのかすごく不思議。

 

11月4日(土)

カナダのプログレッシヴ・メタルコア・バンドThe Parallelの"Time Tunnel"が独特のギターの音でかっこいい。ミックスが凝ってるぶん聴きやすくなってるけど、ライヴだとちょっとくどいんじゃないかという気がするんだけど、どうなんだろう。

 

10月30日

Robbin - Like a Jewelry (with Woo Yerin) (보석처럼 (with 우예린))がとても心地いい。

Sara Terraza & The Black Sheepがなかなかいい。"Come back""Is this all"などあるけど、公式音源だといまひとつミックスがうるさくて、実演してる映像の音のほうが個人的には聴きやすい。多分スペイン人。

Hanin Dhiya "Darling"のMVが甘酸っぱい。しかも"Kau Yang Sembunyi"(こっちは本人が主演)がその続きになっていて、すごくいい。

 

10月29日(日)

Parting Gift "Asleep"がかっこいいハード・ロック・ナンバーだった。存在していたはずのFacebookのペイジが消滅している。

フロリダのバンドAutograph Moon "Unhappily Ever After"はメタルコア的なギターバンドかとおもったら、ところどころでシンセが入ったり、構成が凝ったりしてて、曲が進むにつれて新しい要素が出てくるので聴いてて楽しい。そしてかっこいい。あんまり聴かれてないのがもったいない。

Mafia Corner & Danny Low "Od Večera Do Rána feat. Stefi"のMVがどうかしてる。なにひとつ先の展開が予想つかなかった。曲があんまり聴いたことない感じの、四つ打ちと蛇腹の融合サウンドなだけに、世界観がすごく独特に感じる。Danny LowとStefiがスロヴァキア人で、Mafia Cornerだけイギリス人らしい。アーティストのことがわかってから見ると少しなるほどとおもう。

Humoyun Turdiboyev "O'zbekiston"がグッとくる。タイトル通りウズベキスタンの曲。基本的に大編成の人力で演奏してるのに、そこに蛇足ともおもえるディジタルなビートを加えて少しモダンにしてるけど、何回か聴いてるとそのセンスを含めてグッとくる。

 

10月26日(木)

ヴェトナムの女性シンガーの曲をYouTubeで聴いてたら見おぼえのない名前がおすすめに表示されてて、クリックしたところロシアのメタル・バンドShokranに出会う。"Creatures From The Mud"(去年の曲)Toolのような世界観と音階ですぐに興味が出てそのまま聴いてたら最後までかっこよかった。"Revival of Darkness (Guitar Playthrough)"もいい(途中で猫も出てくる)。それなりにキャリアもあるし、"Creatures From The Mud"がYouTubeでは30万回以上の再生回数があるのに、検索すると日本ではまだ大きい媒体でちゃんと紹介された形跡がないのがもったいない。

デビュー・アルバムが最近出たばかりらしい中南米音楽を演奏する女性4人組のLADAMAの"Porro Maracatu"が最高。世界的にももりあがるのはこれからみたいだけど、ライヴの映像を見ても曲も演奏もいい。そして圧倒的な中毒性。

 

10月19日(木)

ラジオで倍賞千恵子 "かえらない夏"を耳にしてやたらと心を打たれる。調べたら2014年の曲らしい。

 

10月18日(水)

August Burns Red "The Frost"がかっこいい。ギターのライト・ハンド奏法のポップなメロディの部分とヘヴィで非メロディックな部分の融合がいい具合の配分になっていて、飽きずにリピートできる。とてもいい。

 

10月14日(土)

テクニカル・ギター・インスト曲、JASON KUI "POLARIZED"がいかす。

 

10月13日(金)

YouTubeがお薦めするままに水槽のクジラ "spring cider girl"MAMY "空色センセーション"とか、全然知らなかったバンドを聴いてみて日本はギター・ロック天国だなぁと今さらながらすごく実感。日本のロックは近年もずっとギター・ロックだったけど、あんまり好きじゃないビートの曲が主流で、そうゆうのしか耳に入ってこなかったから、90年代に戻ったようなギター・ロックのバンドがいい曲作ってるとまたロック聴こうかなってゆう気分になる。

Thousand Below "Sleepless"がいい感じのスクリーミング・ギター・ロク。

Stick To Your Guns "Married To The Noise"もいい感じにロックしてる。

Robert Ellisのバックでギターを弾いてるKelly Doyleが気になる。割とアメリカーナな感じの音楽性だけど、そこからはみ出していくフレイジングが好きかな。でもRobert EllisのバックだとRobert Ellis自身のプレイがちょっとアレだけど。"Beaumont Rag"はブルーグラス、"DRM"は少しBill Frisellちっく、"Kumar"はジャム・セッションでバリバリのギター・ソロ。

 

10月12日(木)

吉田凜音 "サイダー"が自分にとって理想的なポップソングでとにかく最高。こうゆう曲になら洗脳されてもいい。

aoihr "夏休みの、おわりと、はじまり"のサウンド・デザインというか、ミックスがいい。それぞれの楽器を立体的に聞かせて、そこに歌を埋め込んでいく感じが少し懐かしくもあり、よくできてる。おなじaoihrの"僕と春"も聴いたけど、サウンド・デザインのアプローチは違うけど、募っていく切なさをギターで情緒的にえがいていて、こっちもなかなかいい。総じてギターの聴かせかたとMVの女の子の撮りかたがいい。

Goša sa Raskršća "TOTI"のMVが長らくAS Romaで活躍したFrancesco Tottiに捧げられた内容ですごくいい。そして長めのアウトロに出てくる実況のおじさんもすごくいい。歌ってる内容があんまりわからなくても知ってる単語が出てきたりするからなんとなくでも伝わってくる。

 

10月7日(土)

アニメ『魔法使いの嫁』のEDの糸奇はな "環-cycle-"が、作詞:小峰公子、作曲:吉良知彦、編曲:上野洋子・吉良知彦で、クレジットが出た瞬間にものすごく腑に落ちるものがあった。結局アニソンで好きな曲調は10代に聴いてたころと今であんまり変わってないし、好きな音が広がってもない。

 

10月1日(日)

吳丹妮にグッとくる。"最美的夏天"はポップでかわいい曲だし、"忘記忘不記"はMVがいい。

Upon The Water "Bones"が「こう来たら次はこうゆう展開だよね」ってゆうのを見事に裏切ってきておもしろい。やっぱり最近のメタルはどこがサビなのかよくわかんない感じの曲がいいなぁ。

そんなUpon The Waterが影響を受けたらしい(Facebookに書いてあった)Volumesの"Finite"もなるほどかっこいい。でもこっちは結構素直な構造。

 

9月29日(金)

Architects "Doomsday"がメロディアスなバラードでなかなかいい。最近自分の聴いてるメタルのミックスの流行は立体的に聴かせることなのかな、音の塊がむこうからやってくるってゆう感じじゃなくて、音が自分をとり囲んでる感じのものに好きな曲が多い気がする。

 

9月24日(日)

平賀さち枝 "10月のひと"がとても心地いい。MVもキュートで最高。おなじ服だと変化に乏しいんだけど、それを上手く本人のかわいさと背景と編集でちゃんとおぎなえてるのがすごい。

 

9月23日(土)

Happy Hour "White Girl Drinks"がこれまでなかったようなポップスの要素をメタルに持ち込んでる感じで、すごく新鮮だった。めちゃくちゃかっこいい。まだデビューEPが出たばかりらしい。bandcamp(https://hhbandfl.bandcamp.com/)でほかの曲を聴いても明確にメタルにいろんな要素を持ち込もうとしてるのがわかってかっこいいだけじゃなくて音楽的にもすごくおもしろい。そして徹底的にメロディラインがポップ。

 

9月9日(土)

姫イド隊のシングル『キラキラヒカル』が発売されたので買う。先にライブで何度も聴いてた曲が盤になるとプロデューサーの手腕を確認するような作業をしてるみたいで不思議な感覚だけど、予想通りとてもいい。写真の印刷が荒くて、クレジットを見たら今回も「Printed in Taiwan」だった。

 

9月7日(木)

Kaniza "Malina"がクセになる。曲が始まった瞬間はあんまりピンとこなくて、Kanizaのプロデュースが迷走してるのかとおもったけど、2分ぐらい聴いてたらなじんできた。間奏のところで音程が徐々に上がっていく弦楽器のフレーズが好き。よく聴くとどこからサビなのかわかりにくいまま徐々にアガっていく感じが実は凝ってるのかもしれない。

 

9月1日(金)

今さらJames Blake "My Willing Heart"を聴く。メロディもアレンジも大きな変化はなく安心して聴ける。

『閃光少女』にハマりかける。みんなが集まってくるまんがちっくなライヴ・シーンも悪くないし、ダイジェストになってる閃光爆裂民樂團 "Show Me!"もいいけど、中国の伝統楽器と西洋の伝統楽器のバトル・シーンの大げさな感じがおもしろい。

 

8月30日(水)

いろんなカヴァー・ソングを聴いてたらKim Suyoungという人の動画にたどり着いて"Isn't She Lovely""Englishman In New York""Hallelujah, I Love Him So"などを聴いたらとてもよかった。6月に『Behind』というファーストEPが出たということで検索したらヒットして、iTunesで試聴してみたら5曲全部オリジナルながらもアクースティックな響きが心地よかった。でもやっぱりカヴァーのほうが向いてるかもしれない。

カヴァー曲を聴きすぎてる一方で全くといっていいほどオリジナルを聴いてなかったけどJaonaay "คนละชั้น"を今さらちゃんと聴く。女性のカヴァーばかり聴いていたので不思議な感じ。

 

8月29日(火)

LAST GOAL! PARTY - AKU KAU DAN MEREKAがかっこいい。ハードなオルタナティヴ・ロックにメタル・コアの要素がいい具合に混ざりこんでいて、ポップだけど熱過ぎない叙情感が聴いていて心地いい。

โสดแล้วนะ น้องเจนนี่ (ได้หมดถ้าสดชื่น)の曲もMVも結構グッとくる。

Justice For The Damned "Bearing The Crown Of Lies"がバンドも客もエネルギーを持て余してて、それをライヴで発散してることが伝わってくる曲と映像がかなりいい。こうゆう映像を見てるといかにメタルってゆう音楽が踊れない人間に開かれてるかってゆうのがよくわかる。

 

8月26日(土)

Fanclub "Seal Pillow"のMVが最高だった。女の子のかわいさだけで成立してる部分が多いけれど、そこにいなたい男子をもってくることで独特の甘酸っぱさが出てる。青春だなぁ。

ミオヤマザキ "ノイズ"の暗い情念を歌い上げる感じが徐々になじんできた。これもまた2017年の名曲のひとつ。

 

8月25日(金)

FUNKIST "BORDERLESS"がかっこいい。ファンキィかつパンクでテンションあがる。"BORDER"も名曲だったけどBORDERLESS"も名曲。

คุณและคุณเท่านั้น - แกงส้ม ธนทัต [Covered by TERRORBUN]の映像が最高。

恩寵 "快到碗裡來"がなかなかいい。曲調としては別にJポップとかKポップとかにもあるけど、そこにこうゆう中華系の発音のちょっとハスキーなかわいい声が乗るだけでやっぱり違うものになる。

 

8月24日(木)

インドネシアのガールズ・アイドル・ユニットのKirariが今年のJakarta Fairで"No Brand Girls"をカヴァーしてる映像がすごくいい。ファンの熱量が高い。

オフィシャルが編集して上げてる"5分でわかる!強がりセンセーション BEST 10 SONGS"の動画がライヴ映像で構成されててすごく楽しい。

 

8月23日(水)

Eテレで放送されてる『コノマチ☆チサーチ』のOPと、おなじくEテレの『オトッペ』のOPをどちらも久野美咲さんが歌っていて、CDとしては出ないんだとおもうけど、自分の中では2017年の大事な想い出の曲ということを書いておこうとおもった。

 

8月20日(日)

Raisaが柔らかく歌い上げる"Usai Di Sini"がすばらしい。アレンジもくどくなくて風通しがいい。美しい名曲。

 

8月19日(土)

東京パフォーマンスドール "Glitter"が聴きやすくてとてもいい。

全力少女R "トコトン夏"を聴いてると今年の雨ばかりの夏が少しもったいなく感じる。MVもとてもいい。

JKT48 "Indahnya Senyum Manismu""Sedikit Saja I Love You"が爽やかでいい。

今まであんまりピンときてなかったアップアップガールズが(仮)から(2)になってメロディもアレンジも変わったのかわからないけど、"Sun!×3"は聴いてすぐに好きになれた。ハロプロ感が薄まった感じが強いけど、"二の足Dancing"は逆にハロプロ感がそれなりにあるからバランスはとれてるのかな。

 

8月13日(日)

福尾美佳 "星屑フライト"と湊元りょう "ストレートライン"のCDをサイン入りで購入。どちらも本人の作詞による曲で、その歌詞がまたとてもいい。

 

8月11日(金)

Alisher Fayz "Kammi"が聴いてるうちに「Kuyib ketganlar kammi?」や「To`yib ketganlar kammi?」というフレーズがやみつきになって、ウズベク語がわからないなりに口ずさみたくなってくる、そんな洗脳ソング。

多分新曲だとおもうけれど、イタリアのカントリー・シンガーソングライターVioletta Zironiの"Half Moon Lane"のギターの弾き語りがすばらしい。長く聴き続けたい名曲。

普段ぼんやりと音楽を聴いてて「こうゆう音楽ってだいたいこんな感じだよね」っておもって聴き流してしまうことが正直少なくなくて、Víctor Manuelle "Hasta Que Me De la Gana"もそんなんり強い印象ではないまま「心地いいな」ってゆうぐらいでブックマークしといて、あとになっておなじようになんとなく聴いてみたらすごくいい曲だということに遅まきながら気づく。

Sara Evans "Marquee Sign"がカントリー・ポップのというかカントリー・ロックのというか、とにかくちょっと渋めの曲調の名曲でかっこいい。

ELVIS STANIĆ FT. OLIVER DRAGOJEVIĆ "RUSULICA"がとても心地いい。クロアチアのジャズ・ギタリストのヴォウカル曲と言ってどれくらいの人が興味をひかれるものなのかわからないけれど、テクニックで押してくる感じがなくて、ゆったりした気分で聴ける。

 

8月7日(月)

SUNI HẠ LINH "CẢM NẮNG"が曲もMVも甘酸っぱくて最高だった。日本の少女まんがの世界をそのまま映像化したような世界観がたまらない。『王家の紋章』で顔を隠すシーンとか心に刺さりまくる。

Soobin Hoàng Sơn ft. Suni Hạ Linh "Một Ngày Rất Khác"の学校を舞台にしたMVも「I'm A Topteen」という耳に残るフレーズとともに爽やかですごくいい。

LIP B "ANH ƠI ANH À"のMVはボウリング場、80年代ファッション、レトロなアーケイド・ゲイムなどの要素が入っていて楽しい。

 

8月5日(土)

『メイドインアビス』のOP"Deep In Abyss"の歌詞がすごくいい。映像の力が強くてところどころしか歌詞が入ってこなかったんだけれども、調べてみたら作品に寄り添った内容でおもってた以上にいい歌詞だった。

『NEW GAME!!』のOPの"STEP by STEP UO↑↑↑↑"もEDの"JUMPin' JUMP UP!!!!"もすごく好みな感じだし、最近アニソンを聴いててわくわくすることが増えたかもしれない。今さらだけど春アニメの『ひなこのーと』OPの"あ・え・い・う・え・お・あお!!"も好きだった。

 

8月3日(木)

水中、それは苦しい "ホタルイカの光"がロッカ・バラードの名曲だった。「おっぱいだけさわろうとして ごめんなさい」というパンチ・ラインが秀逸にも関わらず、途中でそれをかなぐり捨ててさらに情緒的な言葉で感動的にもっていくところもすばらしかった。年齢を重ねてきたからこその言葉の力と説得力と。

曲の立ち上がりがあんまり引っかかりがないもんで、少し首をかしげたものの、徐々にノッてきた。そんなDubioza kolektiv "Himna generacije"

 

8月1日(火)

今年のサマー・チューンはLoona "Summer Of Love"でお腹いっぱい。ヒットした去年の"Badam"よりこっちのほうが好きだけど、チャート的には真逆の結果らしい。ちなみにこのLoonaはオランダの女性シンガーのほう。

今期のアニメの曲の中でORESAMA "Trip Trip Trip"が飛び抜けて好きかもしれない。原作の人気も根強いしすでに2度もアニメ化『魔法陣グルグル』の世界観を壊さないというだけでものすごく大変なはずなのに、2017年の音としてそれを表現しつつ、しかもアニメの映像もよくて、その相互作用で毎週見るたびに理想的なオウプニングに感動する。

 

7月30日(日)

去年聴けなかった曲を聴いてたらCOUNTERPARTS "Stranger"がすごくかっこよかった。メロディックなギターの旋律と全くメロディックじゃない、叫び散らす歌メロ。すばらしい。

Leïla Huissoud "La Niaise"がピアノの伴奏と歌だけの素朴な演奏でありながら、情念の渦巻くダークなフレンチ・ポップで、あんまり聴いたことがないタイプなので聴き入ってしまう。

PAPA TOPO "Enero"のヴィディオウを観て言葉を失う。日本の30年ぐらい前までのおたく文化へのオマージュが、決してクオリティが高いとは言いがたい映像の中に詰め込まれていて、嬉しいんだけど観ていてちょっと恥ずかしくなるような、でもこうゆうことをてらいなくやってることばうらやましくもあるような、音楽がまた日本のおたく的な文脈と違うものなのでなんとも言えない不思議な気持ちがする。

 

7月29日(土)

99 Posse "Dedicata"のトラックがすごい。ギターやストリングズ、ベイスの音の気持ちよさもさることながら、ドラムの音シンバルを叩く音が繊細かつ絶妙で釘付けになる。

Don Broco "Technology"のヴィディオウが変わっていて、見ていて不思議な感じになる。まん中とその周辺と、違う映像を組み合わせることで、どちらかを見てるともうかたほうで何が起きてるかがわからないという目というか脳の構造を利用したものだとおもうけれど、タイトルにあるテクノロジーという言葉がいい感じで効いてるとおもう。でも若干血生臭く、血が出るのが・・・それがロックといえばロックか・・・とにかく見てると不思議な感じがする。曲はかっこいい。

 

7月26日(水)

Kid Koala "Adrift featuring Emilíana Torrini"が何回か聴いてるうちにどんどん心地よくなってきてる。

 

7月21日(金)

遅ればせながらWithin The Ruins "Beautiful Agony"を聴いた。どの音楽も基本的には特殊性があるとおもっているものの、音楽的に人間の暴力性を表現することを目的とした特殊音楽はやっぱり気合の入りかたが違うなぁと感じる。Crossfaith "Rx Overdrive"はなかなかポップ。

 

7月19日(水)

一聴してサビがどこだったのかよくわからないような曲を久しぶりに聴いた気がする。ひたすら叫んでるだけのような感じだけどHealer "Imbue"かっこいい。自分の中ではDespite Exile "Perfection Neutralized"以来のロックの標準値の更新だとおもう。そんなDespite Exileの新曲"Absent Foundation"はかなりポップというか聴きやすくなった気がする。でもやっぱりサビがどこだったのか一聴してよくわからないし、めちゃくちゃかっこいいし、中毒性が高い。

 

7月18日(火)

Sweetchがとてもいい。男性歌手とのコラボの曲もあるけど、"For the first time (Feat.혜지)"は曲が始まって1秒でひきこまれる。

Siamese KittenzのMVが学校を舞台にしたドラマ仕立ての"ความผูกพัน (Friendship)"に続いてもオフショット映像を中心につなげた"HAPPY HOUR!"も最高。

 

7月17日(月)

Zommarie "ช่วงเวลา (feat. โอ ปวีร์)"がとても心地いい。カヴァー曲を歌ってる時の雰囲気をそのまま自分のオリジナルでもやってるのも嬉しい。

Paul Draper "Things People Want"がなかなかグッとくる。

初めて知ったPrimal AttackがMetallicaっぽいフレイジングをしながら独自のメタルを打ち出しててかっこいい。"Halfborn"よかった。

Carla Morrison "Te Regalo"は最高かもしれない。1年通じてずっと聴いてても飽きないんじゃないかとおもえる。

เอิ๊ต ภัทรวี "มีไว้แค่เป็นของเธอเท่านั้น (Pause)"はメロディも歌いかたもアレンジも自分にとっては完璧な曲。今年のタイは特大ヒットになったRoom39の"นทุกอย่าง"といい、すごくグッとくる曲があって嬉しい。

요조(YOZOH)の曲がどれもいい。"보는 사람 An observer""장난치고 싶어 I want to make fun""Let it shine(반짝이게 해) "、それぞれに違う魅力があってすごい。

 

7月2日(日)

EDMはあの音のキャラと様式化されすぎたことでほとんど興味がを持てない中、CLON(클론)の"Everybody"は洗練(様式化)された部分を壊すかのようにいなたさが入り込んで、さらには映像とあいまってなんだかよくわからない魅力を感じる。"BAMDEELALILA (밤디라리라) (feat. Ailee)"は酒焼けたいなたい声と洗練された女性の声を同居させながらパーティタイムをあおる。

 

6月30日(金)

ジャカルタのロック・バンドにハマる。

StereoWallはパンクな"ALIVE"もいいんだけど(特にMVが)、"Fall For You"がものすごく好き。ボーカルの女の子の高音が胸に突き刺さってキュンキュンする。

おなじくインドネシアのパンク・バンドSummerlaneの"Colorblind"もポップにはじけててかなりいい。

洗練されたサウンド(見た目は洗練されてない)rebelsuns.の"Portland"もさわやかでいい。

メタルコアの要素があるKILMS Ft. AIUの"Fractured"もかっこいいロックな音を鳴らしてて、ジャカルタの音楽シーンすごくおもしろい。

 

6月29日(木)

Moor Motherの"Parallel Nightmares"がとても心地いい。曲が短いのが少し残念。

むすびズムの"キミに夢CHU♡XX"がすごくストレートに胸に響く。何度もおなじフレーズを繰り返すサビがポップスのお手本みたいで、それがくどくなく感じる爽やかさがあってすばらしい。

YOZOH(요조) "Let it shine(반짝이게 해) (Laneige BB Cushion Song(라네즈 비비쿠션 CF 삽입곡))"がジャズの要素とKポップの要素が上手く融合してて気持ちいい。

タイのユニットPlastic Plasticの"With Me"が爽やかで心地いい。

韓国の女性シンガーAstrid Holidayの"New Beginning"が渋かっこいい。

 

6月20日(火)

フィリピンのバンドLoopにハマる。"I Want You"もゆったりとした浮遊感ですごくいいけど、どの曲聴いてもすごくいいし、アクースティック・セットでの演奏がまたすごくよくてどっぷりひたってしまう。

 

6月17日(土)

〈Weekend Sunshine〉で流れたYo-Yo Ma, Chris Thile, Edgar Meyerの曲は期待通りのものだった。

 

6月16日(金)

どうゆう企画なのかはわからないけど、オールスター集団の楽曲としては튠업 헌정 앨범 '신중현 THE ORIGIN' 미인 공식はなかなかかっこいい。

Lalasweet(랄라스윗) - Summer Rain(여름비)がちょっと作りこみすぎてる気がしなくもないけどいい感じ。

 

6月10日(土)

姫イド隊の新曲"キラキラヒカル"が初披露されてすごくよかった。

 

6月9日(金)

Aziza Nizamovaのカヴァー・アルバムがアクースティックなサウンドで心地いい。ウズベキスタンの曲だから1曲も知らないけど。そして購入方法もよくわからないけど。

Bobur Alimov "Intizormish"がイントロのキイボードの音から、踊ってる女性の顔、首の動き、歌ってる男の人の顔と眉毛から釘付けになる。男の人が歌ってる映像の動かなさと背景の感じが日本の演歌歌手のヴィディオウに通じるところもある気がして、なんとも言いがたい。個人的に2017年の最高のヴィディオウの1本になるのは間違いない。

そんなに好きじゃない感じのビートで、曲はそうでもないかなとおもいながら映像に引き込まれていって、ウズベキスタンのアクション映画やばいんじゃないかとおもうようになったころには曲がものすごく自分に響いてた。そんなShohjahon Jo'rayev "Arslon"。おなじ映画の楽曲Aziz va Shaxriyor "Ko'zni och"も映像がやっぱりいい。

童可可 "薛定谔的猫"が今年の曲だということを知る。洗脳神曲。"天灰灰"もいい。

 

5月25日(木)

Mayday五月天 "少年他的奇幻漂流 Life of Planet"のミュージック・ヴィディオウにウルトラマンとバルタン星人が出てくる上に映像のクオリティやレイアウトがすごくよくて感動した。しかも歌詞が日本語字幕で出るから完全に日本人に向けて作ってるところがまたニクい。

 

5月24日(水)

Maudy Ayunda "Satu Bintang di Langit Kelam"Noura "Hanya Sementara"、ともに大好きなインドウニージャの女性アーティストで、聴いてると心にゆとりが出てくる気がする。

KONGOS "I Don't Mind"がなかなかいい。時間をかけて何回も聴くともっとグッとくるような、そんな予感がする。

 

5月20日(土)

〈Weekend Sunshine〉で聴いたNoam Pikelnyの新譜がよかった。

 

5月14日(日)

Jelly Rocket "เก็บไว้ (Geb Wai)"がすごくいい。

My Life as Ali Thomas "KISS"もすごくいい。

どっちもたまたま知ったばかりのタイのバンド。なんで今まで知らなかったんだろうとおもって自分の情報収集能力の情けなさをひたすら反省。

1年前の曲だけど、おなじくタイから、Yanin x Casinotone "You ( あなた )"もすごくいい。しかも歌詞は結構日本語。

 

5月13日(土)

エレ片でCorneliusの"あなたがいるなら"がかかるのを聴いて、やたらと感動した。

 

5月7日(日)

Fire From The Gods "The Voiceless"がものすごくいい。最近ロックにまた気持ちが戻ってきつつあるかもしれない。

新曲だとおもうけど、At The Drive In "Hostage Stamps"を聴いて、解散前との変わらなさにグッとくる。

Dance Gavin Dance "Inspire The Liars"の音楽性がメタルコアの中にダンス・ミュージックを、混ぜるとか融合とかというよりもそのまま一瞬つなぎとしてとり入れててちょっとおもしろい。

Thousand Below "Tradition"、2000年前後のアメリカのポップ・ソングっぽいメロディラインの曲をニュー・メタルなサウンドで爆音で鳴らしてて、ものすごいツボかもしれない。

Filter "Take Me To Heaven"、ベイスがかっこよくて、グルーヴだけで聴いてられる。

 

5月3日(水)

Of Mice & Men "Unbreakable"がストレートにロックしててかっこいい。歌ものばんざい。

 

4月27日(木)

Slaves "I'd Rather See Your Star Explode"がいい。やっぱハード・ロックのバラードはいい。

BRETT "Schwester"のギターの音が妙に心に響く。バンドの全体的な印象派熱いロックというほどでもなく、かといってクールというわけでもなく、そのバランスが独特かもしれない。

 

4月7日(金)

ズィンバブウェのバンドMokoombaが気になる。

 

4月4日(火)

Vaggelis Leletzis "Kapse"がなかなかグッとくるダンスナンバー。

Mastodon "Show Yourself"、サウンドはかっこいいんだけど、メロディが少し時代をさかのぼった感じな気がするのはあえてなのかなんなのか。

 

3月31日(金)

LULAの"จม"がすごくいい。メロディが切ないだけでなく、ゆっくりと感情がもりあがっていく感じが新鮮でもあり、ほぼ休まず歌い続けるLULAの声に中毒性もある。

IUぐらい人気があるとオウーヴァー・プロデュースになってもおかしくないのに"Through the Night"はものすごく素朴なアレンジでびっくり。でもとても嬉しい。

Closer To Found "Listen Close And You Hear The Ocean"がかっこいい。これぐらいが今の時代に自分の求めてるロックの標準的な音かもしれない。

 

3月29日(水)

今年はShakiraの当たり年だということに気づく。

 

3月25日(土)

Weekend SunshineでDayme Arocenaの『Cubafonia』から3曲。とてもいい。

 

3月24日(金)

インドウニージャのボサ・ノヴァ歌手Yuka Tamadaの"Sakitnya Tuh Disini"がものすごくいい。

 

3月23日(木)

Mariana Nolasco "Poemas Que Colori"がとても心地いい。

 

3月22日(水)

Nissi The Fusion Band ”Maahi”がミディアム・テンポのハード・ロックにインド音楽の要素が足された感じでなかなかかっこいい。

 

3月17日(金)

中国の偶像的かわいさの童可可にハマる。

童可可 "泣灵"、最高。

童可可 "告白气球"、最高のカヴァー。

 

3月16日(木)

CORONA (코로나) "My way"の音作りというか音楽性というか、とにかくおもしろいバンドの音だなぁと。久しぶりにギター・ソロってゆうものを聴いた気がするけど、やっぱりギターはかっこいい。

 

3月14日(火)

Bunyodbek & Farhod va Shirin "Gul bo'lsin"の楽器の編成の妙と小節の細部に渡るアレンジの細かさにしびれる。歌よりはるかに演奏がグッとくる。

Farhod va Shirin "Voha-voha"もなかなかいい。ウズベキスタン歌謡。

 

3月13日(月)

Paper Planes "ก่อนเสียเธอไป"がものすごくかっこいい。タイのロック・バンドの曲はどちらかというとバラード曲のほうが人気がある中でこうゆうゴリゴリの最先端なロックを鳴らされるとたまらない。

 

3月7日(火)

"Sentimente""O iubesc pe mama mea"とLaura Vassの歌声がすごくいい。

 

3月4日(土)

〈Weekend Sunshine〉でThundercat、Chris Thile & Brad Mehdau、Becca Stevens、Aurelio、Rhiannon Giddensの新譜が紹介され、どれもいい。

 

3月3日(金)

Waniの弾き語りでカヴァーする"Menahan Rindu"がとてもいい。Wany Hasritaのオリジナルの壮大なアレンジと聴き比べて繊細さがグッとくる。

〈World Rock Now〉でRyan Adamsの『Prisoner』が紹介され、先週の〈Weekend Sunshine〉でも紹介されていて離婚がテーマになってることは知っていたものの、渋谷さんの朗読する歌詞を聴いてその暗さに印象が一気に変わる。

 

3月1日(水)

Faint⋆Starの"Wonder Trip""真冬のTropical Night"がどちらもナイスなお洒落なアーバン・ポップ。

RYUTistの"BLUE"もまたお洒落なアイドル・ポップでキラキラしてる。

つりビットの"Get ready Get a chance"もストレートなポップでとてもいい。

 

2月28日(火)

EDMはどれを聴いても結局メロディの違いぐらいしかあんまり差がない感じがしてたけどQuintinoの"Carnival"がかっこよくて最後まで聴いてしまった。

Modà "Odiami"、渋かっこいい。

 

2月23日(木)

เอิ๊ต ภัทรวี "Timehop"が、これぞゆるふわタイポップでとても気に入る。

NEW JIEW "เวลาแห่งรัก"が切なくふんわり歌いあげるバラードでとてもいい。

 

2月20日(月)

LEAV/E/ARTHの"The Other Side"がゴシック・メタルっぽくてかっこいい。

アンビエントと言っていいのかわからないけど、Radianの"Scary Objects"がなかなかいい。

 

2月9日(木)

砂漠のブルーズTamikrestの"Wainan Adobat"がいい。

 

2月7日(火)

Mikha Tambayong "Temukan Jawabannya"がまったりとしたポップスで心地いい。

ウルグアイのMala Tuyaも"LA ÚLTIMA NOCHE"が相変わらずいいポップ・ナンバー。

 

1月30日(月)

Omadbek Ahmadjonov "O'zingsan"の間奏部分の刻みのフレイジングが独特で気になる。曲自体よりその間奏のフレイジングにひかれる。

人気歌手Shahzodaの"Kuyov va kelinchak"はゆったりとしたいい曲。

Abror Azizov "Yoningdane"のヴィディオウがかっこいい。

またしてもウズベキスタン。

バルセロナの歌手Marina Tusetの"Sweet Lights"がナイスなベッドサイド・ミュージック。

 

1月26日(木)

しばらく聴いてなかったCoconut Sundayをまとめて聴いたら"Is this love"のカヴァーがよかった。

Fathia Izzatiの"I Started A Joke"のカヴァー(オリジナルはBee Gees)が選曲から演奏からよかった。

Sara Watkinsというとブルーグラスの印象が強いけれど、ポップな"Say So"もなかなかの手応え。

 

1月21日(土)

Waniによる"Wanita Terakhir"のカヴァーに聴き入ってしまう。昨年末からWaniブームが自分の中で来てる。

 

1月20日(金)

〈World Rock Now〉で年末に国内盤が出たNeil Youngの『Peace Trail』から3曲かかる。

 

 

1月19日(木)

The Voice Thailandで聴いた"The Day You Went Away"がとてもいい曲でオリジナルを聴きたくなってすぐ聴く。オリジナルのM2Mもキュートでいい。

Grup Fa-Sol-La "Nihavent Longa"の超絶技巧な演奏を聴いてるとジャンルがよくわからない。バカテクインストって名づけてしまいたいけど、英訳すると語感変わってしまうしね。映像ないとなに弾いてるんだかわかんないところがちょっとおもしろい。

 

1月18日(水)

Shahlo Mahmudova "Aziz odamlar"の"コーヒールンバ"をちょっとおもいだすような音階にちょっととりつかれる。またしてもウズベキスタン。

Marom guruhi "Kuydirasan"ビートにもとりつかれる。

Elyor Sodiqov "Chaki-chaki"のサビが日本語かとおもうくらい「チャキチャキチャ~キ~」といってておもしろい。

どれもウズベキスタン。

 

1月17日(火)

テレビアニメ『ハンドシェイカー』EDの新居昭乃"ユメミル雨"を耳にする。変わらない音楽性に安心感があってホッとする。

Barbara Dautović "Sve će biti odlično"が抒情的でグッとくる。

 

1月10日(火)

ウズベキスタン・ブームが来る。音圧で押すのではなく熱量で押すがいい。

Jo'rabek Qodirov va Ibrohim Hamidov - Sevara (魅惑の高速ビート)

Fotima Do'stbayeva - Tandir go'sht (色んな要素が絡んですごい。)

Gulasal - Bevafo yor (リフとパーカッションでアガる)

Rayhon - Namaste (サビの「♪ナマステ~ナマステ~」のキャチィさがいい)

 

1月9日(月)

テレビアニメ『鬼平』OPの田中公平 "鬼平〜江戸を走る〜"がかっこいい。こうゆう重厚なテーマ曲はビートを抜いて緩急をつけてもかっこいい。さすが大作曲家&大編曲家。

 

1月8日(日)

〈Barakan Beat〉でBrian Enoの『Reflection』が少しだけ流れるのを耳にする。なかなかいい。