2017年 年間ベスト10

 

毎年ムダに悩んで時間を浪費するリスト。例年のようにアルバム単位ではなくて、活動にグッときたアーティスト順。

 

10. FUNKIST (Japan)

"BEAT of LIFE"

"BORDERLESS"

album『BORDERLESS』

直前まで全然10位以内に入れようという気がなかったものの、なんか日本のアーティストとロックが足りない気がして、久しぶりに聴いみたら「これだ!!」ということで急に決まった。

 

9. Orchestra Baobab (Senegal)

"Fayinkounko"

album『Tribute to Ndiouga Dieng』

ワールド・ミュージックとしての西アフリカの音楽が好きな人の多くが今年のベストに選んでるであろう最高のグルーヴ。

 

8. Jo'rabek Qodirov va Ibrohim Hamidov (Uzbekistan)

"Sevara"

2016年の年末にYouTubeに投下されたMV。ウズベキスタンの曲を1曲入れたくて、本当は人気のあるKanizaの"Malina"にしようとおもてったものの、この高速ビートとパーカッションの音への未練が断ち切れず現地でも知られていないであろうこの曲に変更。

1コーラス目のサビはふたりで歌ってるのに、それ以降のサビがひとりずつ歌う(しかも別に歌が上手いわけでもない)という謎のスケール・ダウン感があるものの、それでもイントロからのあのビートと意外におぼえやすいフレーズがたまらない。曲の購入方法は不明。

 

7. Room39 (Thailand)

"รักตัวเอง" (日本撮影のMV, 3300万回再生)

"เป็นทุกอย่าง" ("อย่าให้ฉันคิด"の続編MV, 8700万回再生)

タイの曲を入れたくて、7200万回再生の"คนละชั้น"を歌うJaonaayと迷って、MVの好きなほうを選んでしまった。JaonaayもRoom39もいろんんな人がカヴァーしてるのを何度も聴いてるうちになじんできて、結果的に今年最もよく耳にした曲になった気がする。"เป็นทุกอย่าง"も"อย่าให้ฉันคิด"も日本語字幕で歌詞が出るので日本人でも歌詞の意味がわかる。

 

6. 姫イド隊 (Japan)

"キラキラヒカル"

去年に続いてトップ10に入れてしまったけど、単純に自分の中でのカルト。2017年のシングル"キラキラヒカル"がカップリングともにとてもよかった。歌って踊る日本の女性声優ラジオパーソナリティ4人組ユニット。

 

5. Soobin Hoàng Sơn ft. Suni Hạ Linh (Vietnam)

"Một Ngày Rất Khác"

曲もMVも大好きで、学校の制服姿で男女のデュエットで爽やかに「I'm a top teen」と歌う、スクールライフを歌った最高の1曲。YouTubeで1200万回再生(12月半ば現在)されるぐらいには大ヒットした曲。

 

4. Despite Exile (Italy)

"Absent Foundation"

"Relics"

album『Relics』

ロックの中でも凶悪なものを入れたいなとおもった時に、やっぱりこのグループが好きだなとおもったら、2017年の5曲の中に"Absent Foundation"が入ってたほうがバリエイションが出るかなとおもってこの順位。自分の中での2017年のロックの標準値であり最高傑作の1曲。

 

3. YURiKA (Japan)

"Shiny Ray"

"MIND CONDUCTOR"

今年1月から放送が始まったアニメ『リトルウィッチアカデミア』がとにか好きで、そのOPだった"Shiny Ray"が曲も歌詞もアニメの内容とも合っていて完璧な曲だとおもった。そんな"Shiny Ray"でデビューとのこと。アニメのほうは結局もったいなくて録り溜めたまま半分過ぎぐらいでとまってる。

 

2. LADAMA (USA)

"Porro Maracatu"

Album『Ladama』

聴いた瞬間にメロディ・ラインがやみつきになる"Porro Maracatu"は今年最高の1曲で、この曲を聴いた瞬間にトップ3に入れようとおもった。女性4人組のラテン・バンド。中南米の音楽をスペイン語で歌っているけれど、活動拠点は多分アメリカ。今作がデビュー・アルバム。

 

1. Mokoomba (Zimbabwe)

album『Luyando』

Mokoomba LIVE @ Sziget 2017 [Full Concert]

曲のよさもさることながら、ライヴ映像を観た瞬間に2017年の1位はMokoombaだと決まった。前作でもアフリカ音楽ファンの中では話題になってたらしいけれど、そこで気づかなかったのはホントに無念。