あのころ夏と文学と

白倉由美『きみを守るためにぼくは夢をみる』(講談社)

装画:新海誠

(2003年5月発売)

 

帯文

「こんなに切ない恋もある……。」

 

内容説明

「一夜にして7年の歳月が流れ、少女は美しい17歳に、しかし、少年は10歳のままで…それは、不思議な恋のはじまり。

児童書に初挑戦の白倉由美と、アニメ界の新星・新海誠の名コラボレーション!」

後藤利次×白倉由実

ロリータ℃『ロリータの温度』

(キングレコード、2001年8月発売)

 

1. STRANGE WISH

  2. Strange New World (LOLITA℃ Version)

  3. ヨハネの手紙

  4. 世界が文学ならいいのに

  5. うしなう

  6. 福音のメッセージ

  7. Trust No One

  8. 葡萄姫

  9. A sweet kidnapper that here and gone

  10. 幸福な無名時代 (Love Version)

  11. ラジオ・キッス (Sweet Version)

 

  12. 君を守るために僕は夢を見る (MPD Version)

ロリータ℃ "君を守るために僕は夢を見る (MPD Version)"

作詞:白倉由美

作曲:後藤次利

 

週末の街を抜けて海岸通りを歩いてきた

過ぎてゆく夏の日々が こぼれてく

真珠のように

 

僕は微笑みながら 手をのばして

君の髪にそっとふれてた

虹の光 眩しく 空を見上げる

横顔 黙ってただ みつめていた

 

君を守るために 僕は夢をみる

時を飛び越えて

 

君を守るために 僕は夢をみる

君を抱きしめて

 

いつか未来が過去になる、そんな日々がやがてくるはず

「うまれ変わっても 大きよ」

届いた約束忘れない

大塚英志『夏の教室』(徳間書店)

原案:白倉由美

装画:鶴田謙二

(2007年8月発売)

 

内容説明

「僕達に、生まれてからの記憶はない。

左眼のバーコード、ドッグタグ、十六歳。

それだけが、僕のアイデンティティ。

何をしても自由、モノに溢れたこの街では

十七歳になると、みんな消えてしまう。

一花の十七歳のバースデイまで、あと一週間。

壁に囲まれた永遠に真夏のこの世界から、

僕は彼女を連れて逃げられるのだろうか。

 

“十七歳の儀式”を通じて描かれる、

美しくも残酷な思春期の寓話。

「教室」シリーズ、待望の完全版!」